生物の世界はパラサイト(寄生者)であふれています。しかも、寄生相手(寄主)から栄養を奪い取るだけでなく、寄主を意のままに操って寄生者にとってメリットになることを無理やりさせる「寄主操作現象」が様々な種で知られています。その見事な戦略はまさに生物界の策士と言えるでしょう。
本講座では、パラサイト昆虫の代表格とも称される「捕食寄生バチ」と他のコロニーに侵入して巧妙に労働力を搾取する「社会寄生アリ」に焦点を絞り、驚くほど狡猾で多彩な寄主操作の数々を紹介します。
パラサイトというとホラーな生物を想像してしまいますが、その生態は面白さのかたまりなのです。自然界で繰り広げられる命のやり取りをかけた仁義なき戦いを一緒にのぞいてみましょう。
【主な講演内容】
◎他の昆虫を利用する策士、捕食寄生バチ
◎イモムシを操って護衛させるハチ
◎クモの網を操るハチ
◎他のアリのコロニーを利用する社会寄生アリ
◎一時社会寄生アリによる驚きの働きアリ操作
令和7年10月2日(木曜日) 19時00分~20時30分
久万高原町産業文化会館研修室(愛媛県久万高原町久万188番地)
100円
60人
高須賀 圭三さん(九州大学大学院理学研究院生物化学部門・生態科学研究室助教)
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チラシ 夜の講座「パラサイト昆虫の妖しい世界」 [PDFファイル/640KB]
下記まで、氏名・住所・連絡先をお知らせください。
面河山岳博物館
電話:0892-58-2130
ファックス:0892-58-2136
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https://apply.e-tumo.jp/town-kumakogen-ehime-u/offer/offerList_detail?tempSeq=8870<外部リンク>