白い砂浜に青々とした松林が続く様子は、日本の美しい海岸の風景として「白砂青松」と形容され、瀬戸内海の代表的な景観のひとつです。
この砂浜の白い砂は、瀬戸内海周辺に広く分布する花崗岩に由来します。中生代白亜紀にアジア大陸の東側で形成された花崗岩を含む大地が大陸から分裂し、約1500万年前に現在の場所まで移動してきたと考えられています。この移動こそが日本列島誕生のきっかけであり、花崗岩由来の砂浜の砂からは大地の成り立ちを知ることができます。
今回の講座では愛媛の白砂や花崗岩を観察しながら、私たちの足元の歴史を探ります。また、約1500万年前におこった現在の石鎚山周辺での火山活動にも触れ、久万高原町の大地の成り立ちにも迫ります。
白い砂浜とクロマツが美しい志島ヶ原海岸(今治市)
令和6年4月18日(木曜日) 19時00分~20時15分
久万高原町産業文化会館研修室(久万高原町久万188番地)
100円
50人
山根勝枝さん(愛媛県総合科学博物館学芸員)
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令和6年度夜の講座「瀬戸内の白砂が語る愛媛の大地」0418 [PDFファイル/443KB]
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面河山岳博物館
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