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各種委員会

ページID:0006066印刷用ページを表示する2019年5月16日更新

医療安全管理委員会

当院では様々な委員会が活動しており、そのうちの1つに医療安全管理委員会があります。この委員会の目的は病院での重大な医療事故を防止する事で、各部署の責任者によって構成されています。また、委員会の下に様々な対策の実行部隊として医療安全対策部会(以下 部会)が活動しており、毎月定期的に開催されています。

部会での主な活動は職員から「ヒヤリ・ハット報告書」を提出してもらい、分析・検討を行い、対策を立案する事です。「ヒヤリ・ハット」とは、日常業務の中で実施はされなかったけれども「ヒヤリ」とした事や「ハッ」とした事を指す造語です。もちろん実施されてしまった事についても職員から報告書を提出してもらい、これらを集計・検討する事で問題が小さなうちに対策を講じ、重大医療事故に至らないように努めています。

病院内では医師、看護師をはじめとして10種以上の国家資格を持った専門職員が働いています。部会も多職種の職員で編成されており、検討時に偏った対策や現実味のない対策とならない様に多方面から検討をしています。多職種故に専門的な意見を得られる事や、職種間で協力して組織横断的により良い対策が立てられるといったメリットもあります。

他に年に2回の院内研修を企画・立案し、職員のほぼ全員参加のもと病院全体の医療安全に対するレベルアップを図っています。また部会が年に数回、院内ラウンドという監査を実施し、できていなかった事があれば各部署の責任者に改善を求める体制もとられています。

当院の医療安全の理念は、患者様に安心安全な医療を提供する事です。今後も、患者様に安心して受診してもらえるような病院を目指し、医療安全に取り組みたいと思います。

院内感染対策委員会

当院では様々な委員会が活動しており、そのうちの1つに感染対策委員会があります。この委員会の目的は、病院で起こる様々な感染症から患者様や職員を守る事で、各部署の責任者によって構成されています。また、委員会の下に様々な対策の実行部隊として感染対策部会(以下 部会)が活動しており、毎月定期的に開催されています。

人の集まる場所には、必ずと言っていいほど感染症が発生します。特に病院や施設では、病気により体力の低下した方や治療の過程で免疫の低下した方等が多くおられます。その中で、もし感染症が蔓延(院内感染)した場合、多くの方の健康を損なうことになります。そうした場合に備え、感染機序(空気感染や接触感染等)や感染源の推定、予防方法の対策を事前にマニュアル(手引き)を作成しています。このマニュアルを院内各部署が手順のとおりに実施できているか、部署が清潔な環境を維持できているかを確認する作業(ラウンド)を毎週行います。

また、治療のためのお薬の使われ方で、耐性菌(お薬りの効かない細菌やウィルス)の発生が問題になってきています。そうした病院全体のお薬の使われ方にも注視しながら、耐性菌の発生を抑えるような活動もしていきます。

当院の医療安全の理念は、安心安全な医療を提供する事です。今後も患者様に安心して、受診してもらえる病院を目指し、安心安全な医療の大事な柱である感染対策に取り組んで行きます。

NST委員会

栄養サポートチーム(NST)とは、医師や看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師など様々な職種がそれぞれの知識を持ち寄り、患者様の栄養状態のよりよい管理を通して、元気になっていただくための専門チームのことです。月1回の定例会において、栄養評価や問題点の検討を行っています。

褥瘡委員会

褥瘡の発生予防ならびに適切な処置を含めた、褥瘡対策を実施する体制の整備を図り、褥瘡に関する評価を行って、必要な対策を実施することを目的とした委員会です。委員会のメンバーは、医師、看護師、管理栄養士などで構成され、毎月1回の定例会において、褥瘡対策に関する具体的な検討や提言を行っています。

在宅支援委員会

院内各部門から参加し、毎月1回の定例会において、在宅支援への取り組みに対して意見交換を行っています。

糖尿病委員会

糖尿病を正しく理解していただくとともに、糖尿病に対する疑問の解決や知識を深めてもらうことを目的とし、地域住民を対象に糖尿病予防教室を月1回、開催しています。