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平成24年度企画展

印刷用ページを表示する2017年10月19日更新

過去の企画展一覧

町立久万美術館2012年度自主企画展

白昼夢-松本俊夫の世界

趣旨

白昼夢-松本俊夫の世界の画像

わたしたちは眩暈(めまい)のなかに何をみるのか。

眩暈。それは身体が不意に失調する前兆です。矢継ぎ早に変化する映像そして色彩、不協和音――。松本俊夫の映像は、私たちに眩暈を容赦なく突きつけ、感覚の不快さを引き出します。それは、私たちの際限ない欲望と罪の意識が引き起こす禁忌の行為といえます。しかし、感覚の不快にだけに向けられているのではありません。この映像を見ることは、今まで感じることのなかった新たな感覚を発見するために必要な手続きであります。まさしくこれは、現代に生きる私たちの通過儀礼(イニシエーション)ともいえるのです。

この展覧会は、日本における実験映画の先駆者であり、ヴェネチア国際記録映画祭サン・マルコ金獅子賞など、世界的な映画賞を受賞してきた松本俊夫の映像世界を紹介します。なかでも、「現実と虚構」をモチーフとして描き出された松本俊夫の〈白昼夢〉について、映像資料やグラフコンテ・絵コンテ・台本などの制作背景を伝える参考資料、さらに映像理論の解説を加えて、観客自らが目眩を通じ感覚的な「何か」を実感する構成になっています。

松本俊夫(Matsumoto Toshio / 1932- )

日本の映画監督、映像作家、映画理論家。東京大学教養学部医学コースから同大学文学部美学美術史学科へと転部し、卒業したのち、映画プロダクション「新理研映画」に入社。アヴァンギャルドなドキュメンタリー映画を制作する。1967年に、『母たち』でベネチア国際記録映画祭最高賞を受賞。1969年には、『薔薇の葬列』で劇映画に進出し、現実と虚構の有様について表現し続けている。同時に、映像理論についても先駆的な研究をしており、多くの理論書を出版している。

基本情報

主催

久万高原町・町立久万美術館・愛媛新聞社・愛媛CATV

後援

南海放送/テレビ愛媛/あいテレビ/愛媛朝日テレビ/ FM 愛媛

助成

財団法人自治総合センター/日本芸術文化振興基金

協力

東京国立近代美術館フィルムセンター/佐野画廊

会期

2012 年9 月8 日(土曜日)~ 11 月17 日(土曜日)

開館時間

9時30分 ~ 17時(入館は16時30分 まで)

休館日

月曜日(ただし9 月17 日、10 月8 日は開館)と祝日の翌日

観覧料

一般800(500) 円、高大生500(400) 円、小中生400(300) 円
※( )内は20名以上の団体、高齢(65歳以上)、障害者手帳(身体障害者手帳・精神保健福祉手帳・療育手帳)提示の際の割引料金 。 また、障害者手帳提示の場合、付添い1名も()内の額に割引。
※ 前売り券は8 月上旬より県内プレイガイド等で発売開始

関連事業

ギャラリートーク・ワークショップ・ギャラリーコンサート・ダンス公演

※当展覧会の会期中、館蔵品の展示はございません。ご了承ください。