ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 町立久万美術館 > 展覧会 > 平成23年度企画展

平成23年度企画展

印刷用ページを表示する2017年10月19日更新

過去の企画展一覧

町立久万美術館2011年度自主企画展

40 坪内晃幸展―追い求めた「具体」

趣旨

戦後の愛媛美術が「熱く燃えた時代」がありました。1960年代末から70年代、松山市堀之内の公園で野外展(69、70年)が開かれ、街中では「ハプニング」と呼ばれた表現活動が繰り広げられました。こうした活動に参加した人たちは、自由な発想と新しい芸術の創造に向けたチャレンジ精神にあふれていました。この時期ほど、戦後の愛媛美術が「熱く燃えた時代」はありません。71年、愛媛造形作家協会が設立されるなど、愛媛の前衛美術活動のリーダーに、具体美術協会会員であった坪内晃幸(1927~2005)がいました。

本展では、坪内の代表的な作品「40キロ」シリーズを中心に立体作品、メールアートなどを展示。「具体美術」の精神を追求した表現活動を紹介する初の回顧展です。

愛媛美術の現況は決して活気があるとはいえないだけに、かつての熱い時代のエネルギーを見直すのも意義深いといえるでしょう。

「40キロ」シリーズの画像

坪内晃幸(つぼうち・てるゆき/1927~2005)

松山市生まれ。1956年から1960年まで読売アンデパンダン展に出品(58年を除く)。人間と物質の対等を謳った吉原治良の考えに共感し、57年より具体美術協会の会員となり国際的に活躍する。他方、松山においては1960年代後半から70年代にかけて「ネオ・ブロック」や「1の会実験展」などさまざまな前衛美術運動を企画。1973年からは、速度制限の40kmや道路標識をテーマにした作品を発表。晩年は廃物を使ったオブジェやメールアート(郵便で送るはがきや手紙を作品に見立てた美術の表現手法)を展開した。

基本情報

展示

道路標識・表示「40キロ」シリーズを中心に立体作品50~60点、メールアートなど多数

主催

久万高原町・町立久万美術館・愛媛新聞社

後援

NHK松山放送局/南海放送/テレビ愛媛/あいテレビ/愛媛朝日テレビ/FM愛媛/愛媛CATV/松山市/松山市教育委員会

助成

財団法人自治総合センター/朝日新聞文化財団/花王芸術・科学財団

協力

ギャラリーキャメルK

会期

2011年10月1日(土曜日)~11月27日(日曜日)

開館時間

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

月曜日(ただし10月10日は開館)と祝日の翌日

観覧料

一般800(500)円、高大生500(400)円、小中生400(300)円

※( )内は20名以上の団体、高齢(65歳以上)、障害者手帳(身体障害者手帳・精神保健福祉手帳・療育手帳)提示の際の割引料金 。 また、障害者手帳提示の場合、付添い1名も()内の額に割引。
※前売り券は9月上旬より県内プレイガイド等で発売開始

駐車場

45台(無料)

関連事業

館外企画「Re:オブジェの終章展」
会期:2011年9月1日(木曜日)~9月30日(金曜日)
休廊日:9月5・12・20・26日
時間:11時~18時(最終日は17時まで)
場所:ギャラリーキャメルK(松山市錦町33-3/tel:089-913-2002)
観覧料:無料
2005年4月に坪内晃幸が開催した最期の個展「オブジェの終章」において、作品を来館者に自由に持ち帰らせるというインスタレーションが行われた。それらの追跡調査を行い、各人に再び持ち寄ってもらうことで、最後の個展を再現する。

関連事業の画像1関連事業の画像2

ギャラリー・トーク
「坪内晃幸の『具体』」
講師:増田和朗氏
(愛媛県立松山西中等教育学校/元愛媛県美術館学芸課長)
日時:2011年10月1日(土曜日) 15時~16時

「坪内晃幸と愛媛の前衛」
向井正孝氏(美術家)+工藤寿栄子氏(美術家)+新田勲氏(元愛媛新聞社取締役)
/聞き手:当館学芸員
日時:2011年10月23日(日曜日) 14時~16時

ギャラリー・コンサート
工藤冬里氏(音楽家)
日時:2011年11月12日(土曜日)16時30分~17時30分

※ギャラリー・トーク/コンサートは観覧料のみで聴講いただけます。