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コレクション展24年度2回目

印刷用ページを表示する2017年10月19日更新

過去のコレクション展一覧

H24久万美コレクション展2

歌を詠む日々 ―三輪田米山の短冊
歌を詠む日々の画像

趣旨

豪壮な書風でしられ、没後100年を経て今なお再評価の高まる書家・三輪田米山(1821-1908)。伊予松山の日尾八幡神社の神主でありながら、王羲之を初めとする書の古典に学び、独自の書風を確立しました。時に泥酔しながら揮毫した書は、型破りな造形美を生み出し、画家佐伯祐三の発掘等で著名な大阪の実業家・山本發次郎が、絵画表現に例えて「フォービスム」(野獣派)だと評すほどでした。

他方、米山は和歌を書き付けた書も多く残し、生涯に約5万首程度の和歌を詠じたのではないかと言われています。幕末期の伊予歌壇を指導した石井義郷(1812-1859)らに学び、さらに万葉集・古今和歌集の知識を習得し、優美な和歌も数多く詠んでいます。しかし、晩年になると、「日を消すためによみしなり。三十一文字あれども歌にはならず。(中略)予は歌といふものは出来ぬしれ人なり」と、日々の生活の形見とするような、何気ない日常を歌にしています。書き連ねた自然な文字、飾り気のない歌からは、ダイナミックな大字の書とは違った魅力が感じられます。

初公開の米山の短冊と、大字の書作品から、日々を豊かに過ごすヒントを探ってみましょう。

また、関連作品として、「伊予の三筆」と呼ばれる、明月(1727-1797)や伊藤子礼(1685-1761か)らの作品も展示します。

出品約40点

その他の展示

洋画では、日本の近代洋画を代表する高橋由一や黒田清輝、岸田劉生らの作品、さらに大正・昭和初期の前衛画家・村山槐多や萬鉄五郎らの作品を展示します。また、伊予の書画や砥部焼を中心とした古い伊予のやきものを展示します。

イベント

2013年1月5日(土曜日)・6日(日曜日)は「美術館に初もうで」の日。来館者には久万美オリジナル作品カードのプレゼントがあります!

会期

2013年1月4日(金曜日)~3月31日(日曜日)