6月1日(日曜日)、美川西地区において、土砂災害に対する避難体制の強化と防災意識の向上を図るため、「土砂災害防災訓練」を実施しました。
梅雨前線による雨が早朝から豪雨になるとの想定で、災害対策本部の設置、避難所の開設、高齢者等避難・避難指示の発令や、地域住民による避難訓練及び避難所運営訓練を実施しました。また、要配慮者の避難誘導訓練も実施しました。
訓練では、段ボールベッドの設置や、簡易トイレ・手動式浄水器の実演、災害備蓄品について学びました。消防団は、松山河川国道事務所と防災エキスパートを講師にお招きし、積土のう工法やロープワークなど実践的な方法を学びました。研修最後には、参加者全員で防災食の試食を行い共助の大切さも学びました。
地域全体で防災訓練を行うことで、自助・共助の位置付けができ、有意義な訓練となりました。
6月は「土砂災害防止月間」です。これからの時期は梅雨や台風などの大雨により土砂災害が発生しやすくなります。町には、土砂災害警戒区域が多数あり、大雨による土砂崩れ・孤立などが心配されます。大雨による警報発令が予想される場合、町は早期に指定避難所を開設します。大雨になる前に、また暗くなる前に早めの避難をお願いします。災害に備え避難経路や災害備蓄品の確認を行い、防災意識を高めましょう。
美川西地区4自主防災組織 美川小学校、防災士会、社会福祉協議会、久万高原警察署、松山河川国道事務所防災エキスパート、消防団、消防署、役場
約100人