介護サービスの種類について
介護サービスには、「在宅サービス」と「施設サービス」、「地域密着型サービス」があります。
介護サービスの種類(パンフレット) [PDFファイル/134KB]
在宅サービス
家庭を訪問するサービス
- 訪問介護(ホームヘルプサービス)
ホームヘルパー等が家庭を訪問し、介護や家事を援助します。 - 訪問看護
看護師や保健師が家庭を訪問し、床ずれの手当てなど必要な看護を行います。 - 訪問入浴介護
移動入浴車などで家庭を訪問し、入浴の介助を行います。 - 訪問リハビリテーション
医療機関から、リハビリ(機能回復訓練)の専門家が訪問し、日常生活の自立のための訓練指導をします。 - 居宅療養管理指導(訪問診療)
医師、歯科医師、薬剤師、栄養士などが家庭を訪問して療養上の管理や指導を行います。
日帰りで通って受けるサービス
- 通所介護(デイサービス)
デイサービスセンター(日帰り介護施設)などに通い、食事、入浴の提供や、レクリエーションなどを通して、日常動作訓練を受けます。 - 通所リハビリテーション(デイケア)
医療施設や介護老人保健施設に通い、食事、入浴、リハビリ(機能回復訓練)の専門家による機能訓練などを受けます。
施設への短期入所サービス
- 短期入所生活介護(ショートステイ)
在宅で介護を行う方が、病気等の場合に、要介護者が特別養護老人ホーム等に短期間入所し、日常生活上の世話や機能訓練を受けます。
地域密着型サービス
住み慣れた地域を離れずに利用できるなど、利用者のニーズにきめ細かく対応できるサービスです。
利用者は、町の住民に限定され、町が事業者の指定や監督を行います。
- 認知症対応型共同生活介護(グループホーム) ※要支援2以上の方に限られます。
認知症の高齢者が共同で生活できる場(住居)で、食事、入浴などの介護や訓練、機能訓練が受けられます。 - 小規模多機能型居宅介護 ※要介護1以上の方に限られます。
通所を中心に、利用者の選択に応じて訪問系や泊まりのサービスを組み合わせ、多機能なサービスが受けられます。
施設サービス
介護保険で利用できる施設サービスは3種類あります。
治療が中心か、介護が中心か、またどの程度医療上のケアが必要かなどによって、入所する施設を選択します。
- 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
常時介護が必要で、家庭における生活が困難な人が入所できます。 - 介護老人保健施設
病状が安定し、入院治療の必要はないが、リハビリや介護が必要な人が入所できます。 - 介護医療院
長期にわたり療養が必要な人が入院して利用できます。
サービス利用の自己負担額
介護保険では、「介護認定」によって決められた要介護度に応じて、利用できるサービス費用の限度額が決められています。
限度額の範囲内でサービスを利用すると、利用者はかかった費用の1割~3割を負担することになります。
また、施設サービスを利用する場合は、そのほかに食費と日常生活費を負担することになります。
限度額を超えてサービスを利用すると、超えた分が全額自己負担となります。