予防接種一覧
予防接種制度の改正について
新型コロナワクチンの定期接種化 令和6年4月1日から、予防接種制度が変更されました。
新型コロナワクチン接種の無料での接種(特定臨時接種)は、令和6年3月31日で終了しました。
令和6年度からは予防接種法上のB類疾病に位置付けられ、重症化予防を目的に、65歳以上の方等に実施している季節性インフルエンザ予防接種と同様の「定期接種」として実施します。接種費用は原則、一部自己負担となります。
なお、接種は強制ではありません。ご本人の意思に基づき、接種をご判断ください。
定期接種の対象とならない方や定期接種期間外に接種を希望される方は「任意接種」として、自費で接種を受けることができます。医療機関にご相談ください。
詳しくは新型コロナウイルス感染症予防接種をご覧ください。
異なるワクチンの接種間隔の規定変更
注射生ワクチンを接種した後に、次の注射生ワクチンを接種する場合は27日以上の間隔をあける必要があります。その他のワクチンの組合せについては、一律の日数制限は設けないことになりました。
なお、新型コロナワクチンと他のワクチンとの同時接種は、特に医師が必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。
予防接種を受けましょう!
- 新型コロナウイルス感染症予防接種
- インフルエンザ予防接種
- おたふくかぜの任意予防接種
- 風しん抗体検査・予防接種
- 子どもの定期予防接種
- 高齢者の肺炎球菌感染症予防接種
- 高齢者の肺炎球菌感染症任意予防接種
- 帯状疱疹の任意予防接種
新型コロナウイルス感染症予防接種
新型コロナウイルスは、咽頭痛、鼻汁・鼻閉といった上気道症状に加え、倦怠感、発熱、筋肉痛といった全身症状が生じることが多い感染症で、インフルエンザに類似しています。
高齢者や重症化リスクの高い基礎疾患を有する方の場合は重症化に注意する必要があります。
ワクチンを接種することで、重症化を防ぐ効果があると言われています。
高齢者の新型コロナウイルス感染症定期予防接種
高齢者に対する新型コロナウイルス感染症の予防接種は、予防接種法に定められた定期予防接種として、一部公費負担で接種を受けることができます。
対象者
久万高原町に住民登録があり、接種日において次に該当する方
- 65歳以上の方
- 60歳~64歳で、心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方(身体障害者手帳1級相当)
接種期間
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
接種回数
1回/年度
接種費用
3,000円
接種時に持っていくもの
健康保険証等(氏名・生年月日・住所が確認できるもの)
高齢者インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症予防接種のご案内 [PDFファイル/345KB]
64歳以下の方の新型コロナウイルス感染症予防接種費用の助成について(任意接種)
定期接種の対象とならない方の任意接種は全額自己負担ですが、重症化予防を目的に一定の基礎疾患を有する方に対して接種費用の一部助成を実施します。
助成対象者
接種日現在、久万高原町に住民登録のある64歳以下の方で、下記の基礎疾患を有する方
18歳以上の場合 |
1.以下の病気や状態の方で、通院/入院している方 ・慢性の呼吸器の病気 ・慢性の心臓病(高血圧を含む) ・慢性の腎臓病 ・慢性の肝臓病(肝硬変など) ・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病または他の病気を併発している糖尿病 ・血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く) ・免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む) ・ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている ・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患 ・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害など) ・染色体異常 ・重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態) ・睡眠時無呼吸症候群 ・重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、または自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合) 2.基準(BMI30 以上)を満たす肥満の人 |
17歳以下の場合 |
以下の病気や状態の方で、通院/入院して いる方 ・慢性呼吸器疾患 ・慢性心疾患 ・慢性腎疾患 ・神経疾患・神経筋疾患 ・血液疾患 ・糖尿病・代謝性疾患 ・悪性腫瘍 ・関節リウマチ・膠原病 ・内分泌疾患 ・消化器疾患・肝疾患等 ・先天性免疫不全症候群、HIV 感染症、その他の疾患や治療に伴う免疫抑制状態 ・その他の小児領域の疾患(高度肥満、早産児、医療的ケア児、施設入所や長期入院の児、摂食障害) |
助成回数
1回/年度
助成対象となる接種期間
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
助成金額
8,000円
※接種費用が8,000円に満たない場合は、支払った金額となります。
64歳以下の方向け インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症予防接種のご案内 [PDFファイル/389KB]
任意予防接種を町内の医療機関で接種する場合
医療機関が代理で、手続きをします。接種費用から補助額(8,000円)を引いた額をお支払いください。
※運転免許証や健康保険証等住所の記載がある本人確認書類を持参し、医療機関窓口にて委任状をご記入ください。
任意予防接種を町外の医療機関で接種する場合
必ず接種を受ける前に保健センターまでお問い合わせください。
町外の医療機関で接種した場合、償還払いで助成します。
医療機関が請求する予防接種費用を窓口でお支払いした後、必要書類を揃えて保健センターへ申請してください。
申請に必要な書類等
- 任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書(保健センターでもご記入いただけます)
- 医療機関が発行した予防接種名、被接種者名、接種費用等の内訳が明記された領収書の写し
- 予防接種済証または母子健康手帳(接種済みの表示のある箇所)の写し
- 新型コロナワクチン任意接種費助成における基礎疾患に関する医師証明書または一定の基礎疾患に該当していることを証明する書類の写し
- 振込口座がわかるもの
- 印鑑
申請期限
この予防接種を受けた日の属する年度の末日まで
任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/101KB]
【記入例】任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/139KB]
新型コロナワクチン任意接種における基礎疾患に関する医師証明書 [PDFファイル/133KB]
インフルエンザ予防接種
インフルエンザは、高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身倦怠感などの症状と、のどの痛み・鼻水・咳などの風邪のような症状が現れる感染症です。
風邪と比べると全身の症状が強く表れるのが特徴です。免疫力の弱い子どもや高齢の方、免疫力の低下している方は肺炎を伴うなど重症化する恐れがあります。
ワクチンを接種することで重症化するリスクを下げる効果があると言われています。
高齢者のインフルエンザ定期予防接種
高齢者に対するインフルエンザの予防接種は、予防接種法に定められた定期予防接種として、一部公費負担で接種を受けることができます。
対象者
久万高原町に住民登録があり、接種日において次に該当する方
- 65歳以上の方
- 60歳~64歳で、心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方(身体障害者手帳1級相当)
接種期間
令和6年10月1日から令和6年12月31日まで
接種回数
1回/年度
接種費用
1,500円
接種時に持っていくもの
健康保険証等(氏名・生年月日・住所が確認できるもの)
令和6年度 高齢者インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症予防接種のご案内 [PDFファイル/345KB]
65歳未満の方のインフルエンザ予防接種費用の助成について(任意接種)
助成対象者
接種日現在、久万高原町に住民登録のある65歳未満の方
助成回数
- 65歳以下の方:1回
- 13歳未満の方:2回
助成対象となる接種期間
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
助成金額
接種1回につき2,000円
※接種費用が2,000円に満たない場合は、支払った金額となります。
64歳以下のインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症予防接種のご案内 [PDFファイル/389KB]
任意予防接種を町内の医療機関で接種する場合
医療機関が代理で、手続きをします。接種費用から補助額(2,000円)を引いた額をお支払いください。
※運転免許証や健康保険証等住所の記載がある本人確認書類を持参し、医療機関窓口にて委任状をご記入ください。
任意予防接種を町内の医療機関以外で接種する場合
町内の医療機関以外で接種した場合、償還払いで助成します。
医療機関が請求する予防接種費用を窓口でお支払いした後、必要書類を揃えて保健センターへ申請してください。
申請に必要な書類等
- 任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書(保健センターでもご記入いただけます)
- 医療機関が発行した予防接種名、被接種者名、接種費用等の内訳が明記された領収書の写し
- 予防接種済証または母子健康手帳(接種済みの表示のある箇所)の写し
- 振込口座がわかるもの
- 印鑑
申請期限
この予防接種を受けた日の属する年度の末日まで
任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/101KB]
【記入例】任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/139KB]
おたふくかぜの任意予防接種
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は「ムンプスウイルス」に感染することにより発症し、発熱や耳の下からあごにかけて(耳下腺等)痛みを伴う腫れがでてきます。感染すると、脳炎や脳症などを併発し、難聴などの後遺症を残す場合があるため、ワクチンを接種し、発症や重症化の予防に努めましょう。久万高原町では、町内に住所を有する、平成31年4月1日以降接種された方に接種費用の一部を補助します。
補助対象となる接種年齢
1歳誕生日前日~小学校就学前まで
補助額
2,000円 (一人1回のみ)
任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/101KB]
【記入例】任意予防接種費補助金交付申請書兼請求書 [PDFファイル/128KB]
風しん抗体検査・予防接種
風しんの予防接種は、現在、予防接種法に基づき公的に行われています。しかし、公的な接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、抗体保有率が他の世代に比べて低く(約80%)なっています。そのため、2025年3月31日まで、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます。
子どもの定期予防接種
防接種とは、ワクチン(病原体や毒素の力を弱めて作った薬液)を接種することで、免疫力をつけ、病気に対する抵抗力をつけて発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法のことです。
- 赤ちゃんはお母さんからいろいろな病気に対する免疫力をもらいますが、その免疫力は、生後8か月から12か月ごろまでに失われて行きます。そのため、赤ちゃん自身が免疫力をつけなければなりません。この免疫力をつけるのに役立つのが予防接種です。
- また、予防接種によって免疫をつけた人が多いほど、感染症の流行を抑えることができるので、社会全体の感染症予防にも役立ちます。
- 自分自身や大切な家族の健康を守るため、また、他の人にうつさないためにも、予防接種をよく理解して受けましょう。
子どもの定期予防接種を受ける方へ
令和5年4月以降の接種から、予防接種券の上部にある「接種済報告書」は、記入不要となりました。すでにお手持ちの方も、今後は「予診票」と「医療機関の控」のみ記入して、定期予防接種を受けてください。
「接種済報告書」の取り扱いについて [PDFファイル/401KB]
接種料金
無料
必要なもの
母子健康手帳、予防接種券、予診票
実施場所
県内委託医療機関
※必ず予防接種を受ける医療機関へ事前に予約をしてください。
県外での接種を希望される場合
里帰り出産や入院などの理由により県外での接種を希望される場合は、あらかじめ申請が必要です。申請をせずに接種した場合は、接種費用の払い戻しや健康被害の救済制度の対象となりませんのでご注意ください。必ず、保健センターへお問い合わせください。
高齢者の肺炎球菌感染症予防接種
肺炎球菌とは
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引きおこすことがあります。肺炎は日本人の死因原因の第5位となっています。なかでも肺炎死亡者の約98%を65歳以上の高齢者が占めており、とくに注意が必要です。
また、肺炎は季節に関係なく、普段は元気に生活している人でも突然かかることのある病気で、その原因としてもっとも多いのが肺炎球菌という細菌です。免疫力は年齢とともに下がり、体調を崩すなどしてさらに免疫力が低下すると、もともと体内にいた肺炎球菌が肺炎を起こしやすくなります。
肺炎球菌ワクチン予防接種とは
肺炎球菌には、90種類以上の型がありますが、肺炎ワクチン接種により、そのうち23種類に対して免疫をつけることができ、肺炎球菌による肺炎の7割に効果があると言われています。接種後3週間で免疫ができ、効果持続期間は健康な成人で5年以上とされています。肺炎のすべてを予防するワクチンではありませんが、接種することによって、発症を予防したり、重症化防止などの効果が期待されます。
対象となる方は、希望に応じ4月1日から自己負担金4,000円で接種が受けられます。
※ なお、法改正に伴い、2018年度(平成30年度)対象だった方のうち、未接種の方にも再度お送りしています。
高齢者の肺炎球菌感染症予防接種をご希望の方へ [PDFファイル/235KB]
高齢者の肺炎球菌感染症任意予防接種
久万高原町では町内に住所を有する令和元年度~令和4年度の定期接種での接種機会を逃した方で、任意接種を希望する方に予防接種費用の一部を助成します。
費用の助成を受けられるのは、定期接種・任意接種あわせて生涯に1回限りです。対象となる方は希望に応じ、自己負担4,000円で接種が受けられます。
高齢者の肺炎球菌感染症任意接種費用助成のご案内 [PDFファイル/160KB]
帯状疱疹の任意予防接種
久万高原町では令和5年度より、町内に住所を有する50歳以上の方で、任意接種を希望する方に予防接種費用の一部を助成します。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、子どものころにかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが原因で起こる、体の左右どちらかの一部にピリピリした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹がでる病気です。水痘ウイルスは体内に潜伏しており、免疫が低下した際などに活性化し、帯状疱疹として発症します。
50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。
痛みは皮膚症状が治った後も長期にわたり続く場合があり、そのうち3か月以上続くものを「帯状疱疹後神経痛(PHN)」とよびます。これは、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がなるといわれています。
帯状疱疹任意予防接種助成について
帯状疱疹ワクチンは、現在2種類あります。どちらか希望するワクチンを接種できます。効果や接種方法などに違いがありますので、必ず医師にご相談ください。
※助成が受けられるのはどちらか一方のワクチンを生涯に一度限りです。
種類 |
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) |
不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) |
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対象者 |
接種日において、久万高原町に住民登録のある50歳以上の方 |
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助成額 | 1回につき4,000円(1回まで) | 1回につき10,000円(2回まで) |
接種回数 | 1回 |
2回 |
接種方法 | 皮下注射 |
筋肉内注射 |
有効性 |
50~60% |
90~95%以上 |
持続期間 | 5~8年程度 | 9年以上 |
副反応 |
注射部位の痛み、腫れ、発赤。 非常にまれにアナフィラキシーや血小板減少性紫斑病など重篤な副反応が現れることがあります。 |
注射部位の痛み、腫れ、発赤、筋肉痛、全身倦怠感、悪寒、発熱など。 非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。 |