創ろう防災ナンバーワンのまち!!
幼年・少年消防クラブ、女性防火クラブ
幼年・少年消防クラブ、女性防火クラブは、消防本部・消防署の外郭団体として「地域防火」「地域防災」の一翼を担い、地域防災力アップに貢献しています。女性防火クラブにあっては、円滑なクラブ運営と活動の充実強化を図るため、集合体として『女性防火クラブ連絡協議会』を設置しています。
各クラブの目的、活動内容などについては以下のとおりです。
幼稚園や保育園、保育所の幼児たちに、火の大切さを教えるとともに、火の取り扱いを誤ったときの恐ろしさを教え、火あそびによる火災を防止するとともに、将来、「地域防火」「地域防災」のリーダーとなるべく、その素地づくりを目的としています。
防火紙芝居 屋内消火栓取り扱い
少年・少女期から防火・防災についての関心を持ち、自ら火災を予防する方法や火についての問題を身近な生活の中に見出し、それをお互いに研究してその結果を自分自身で実行するとともに、「チビっ子消防士」として、広く一般に防火・防災思想の普及を図ることを目的としています。
小学校単位で結成されている少年消防クラブでは、一人暮らしのお年寄り世帯への「防火のおたより活動」、冬休み期間中における「わが家の防火点検活動」、地元消防団、女性防火クラブ、駐在所、消防署合同による「地区防災訓練」、行楽観光客に防火を呼び掛ける「防火交通茶屋開設活動」、拍子木を打ち鳴らし防火を呼び掛ける「防火の夜回り活動」、防火標語による防火呼び掛け「五・七・五で火の用心活動」などのほか、阪神・淡路大震災から数年が経過し、同震災を知らない世代となりつつあることから、地震体験車による「地震体験」を通じて同震災の教訓を風化させない活動なども繰り広げています。
中学校単位で結成されている少年消防クラブでは、上記のほか、毎年「普通救命講習」に取り組み、新入時に新規講習、進級時に再講習を受講するシステムを構築し、「地域の身近な救命士」として、有事の際には大きな期待が寄せられています。
防火交通茶屋開設活動 防火のお便り活動
わが国の建物火災の約半数は一般住宅火災であることから、日ごろ家庭において火気使用器具を取り扱う機会の多い女性に対して、家庭防火の知識・技術を習得してもらうとともに、町内の高齢者率が40%以上と県下第1位である現状などから、さらに踏み込んで、有事の際の地域での共助体制の構築と連帯意識の高揚を図り、安全かつ災害に強い地域社会づくりをめざして活動しています。
近年、サラリーマン消防団員の増加や屋外作業が多い農林業が主産業である現状からして、昼間の防災力低下は否めず、地域防災力アップには必要不可欠な存在となっています。さらに、平成15年にはより幅広い年齢層の女性参加をめざして、「婦人防火クラブ」を「女性防火クラブ」に改称するなどしています。
活動としては、地域内の消火栓の点検や消火栓格納箱内への懐中電灯の設置、軽可搬ポンプによる放水訓練、一人暮らしのお年寄り「愛の一声・防火訪問」などのほか、有事の際にいち早く現場に駆け付けて、適切な対処ができるよう、普通・上級救命講習の取り組みや防災教室を開催するなど、幅広く活動しています。
女性防火クラブによるバケツリレー 防災県外研修