食品ロスの削減に取り組みましょう!
久万高原町では、愛媛県及び県内市町と連携をして、「食べきり運動」による食品ロス削減に取り組んでいます。
食品ロスとは
まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。
日本では、年間約2,842万トン(※)の食品廃棄物が出されていますが、このうち約646万トン(※)がまだ食べられるのに、廃棄されている「食品ロスである」と言われています。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量の約2倍に相当し、また、日本人1人当たりに換算すると「お茶碗約1杯分(約139グラム)」の食べ物が毎日捨てられていることになります。
※ 農林水産省及び環境省「平成27年度推計」
食品ロス削減に向けて
食品ロス削減のための取り組みについて紹介します。
外食をする時
忘新年会や歓送迎会の時期は、外食をする機会が増えると思います。
外食をするときは、「宴会5箇条」「3010運動」を実践することで食べ残しを減らしましょう!
宴会5箇条
- 適量注文…人数やメンバー、メニューをよく見て、食べきれる量を注文しよう。
- 声かけ…幹事さんから「おいしく、残さず、食べきろう!」の一言で宴会スタート。
- 味わいタイム…楽しい宴会中に、お料理を味わう時間を作ろう。
- シェア(分け合う)…食べきれない料理は仲間で分け合おう。
- 残さず食べきり…きれいなお皿(食べ残しなし)をみんなでチェック。
※ 食べきれなくなった場合、持ち帰りができるかお店の人に確認もしてみましょう。
3010運動
宴会をする際、料理を食べる時間を設けることで、食品ロスを減らそうという取組みです。
乾杯後30分間と、お開き前10分間は自分の席でしっかり食べましょう!
家庭での取り組み
食品ロスのうち、約半分は一般家庭から出されています。食品を食べずに捨てた理由としては、
- 作りすぎや好き嫌いによる食べ残し。
- 冷蔵庫などにいれられたまま期限が切れてしまったため、捨ててしまう。
- 調理時に皮を厚くむき過ぎて、食べられる部分まで捨ててしまう。
などがあります。
このような食品ロスをなくすためにも、次のようなことを実践してみましょう。
食品ロスをなくすためのチェック項目
- 買い物に出かける前に冷蔵庫をチェックしよう。
- ばら売り、量り売りなどを利用し必要な分だけ買うようにしよう。
- 冷蔵庫内を整理する日(消費期限が近い食品を使い切る日)を作ろう。
- 食材を使い切るために、賞味期限や消費期限ごとに小分けにする、食材にあった方法で保存するなどの工夫しよう。
- 家族の予定やその日の体調に合わせて、必要な分だけ料理しよう。
おいしい食べきり宣言事業所募集中!!
愛媛県では、「宴会5箇条」や「3010運動」等を実践していただく県内民間事業所・団体を募集しています。
詳しくは、以下をご覧ください。
「愛媛県おいしい食べきり宣言事業所」の募集について<外部リンク>
「食品寄附ガイドライン~食品寄附の信頼性向上に向けて~」について
消費者庁で、食品ロス削減関連行政の取り組みの有効な施策の一つとして、「食品寄附ガイドライン~食品寄附の信頼性向上に向けて~」を公表しました。
詳しくは、以下をご覧ください。
食品ロスの削減の推進に関する法律等 | 消費者庁<外部リンク>