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座朱欒プロジェクト

印刷用ページを表示する掲載日:2018年1月5日更新

投稿サイト「座朱欒(ザシュラン)」始まりました。

座朱欒プロジェクトの一環として進めておりました投稿サイト「座朱欒(ザシュラン)」がこのほど運用開始となりました。
このサイトは作品の投稿、批評を通じてつながる「現代の朱欒」を目指したものです。

詳しくはサイト「座朱欒(ザシュラン)」<外部リンク>をご覧ください。

朱欒翻刻本について

《朱欒》翻刻本が完成しました。
当館等で好評販売中です。 価格は5,400円(税込)。

当館では電話による注文も受け付けております。(書籍代金及び送料が必要です。)
送付については原則着払いをお願いしております。

注文・お問い合わせは町立久万美術館(Tel 0892-21-2881)までご連絡ください。

朱欒翻刻本表紙

座朱欒(ざしゅらん)プロジェクトについて

町立久万美術館、久万高原町、松山市、愛媛新聞社は連携、協力して、「座朱欒(ざしゅらん)プロジェクト【注1】」に取り組んでいます。

当事業の第一弾として、映画監督・伊丹万作、俳人の中村草田男、夭折の画家・重松鶴之助らが発行した同人誌『朱欒(しゅらん)』を翻刻出版しました。『朱欒【注2】』は大正末期に東京で作られました。深い絆で結ばれた松山出身の若者たちが絵画、戯曲、俳句などを持ち寄り、批評も加えて9冊に収録しています。お互いに切磋琢磨した足跡を示す貴重な記録であり、そこには「集団としての青春」を見て取ることができます。

また、当事業の第二弾として、町立久万美術館で今秋、自主企画展「シュらん2017」を開催しました。この企画展では『朱欒』の実物ほかに愛媛県出身、あるいは在住の若手アーティストの作品を公開し、大正期と現代の「青春の在りよう」を対比させた展示構成となりました。

このほか、翻刻した『朱欒』を広くPRしていくことや、現代の若者たちによる「表現の場」を提供することを目指し、Webサイト「座朱欒(ザシュラン)」を立ち上げました。このサイトによって、松山に連綿と伝わる知的土壌が未来に引き継がれていくことを期待しています。

事業コンセプトは、「集団としての青春」と「松山の知的土壌のさらなる醸成」です。松山の文化的資産の掘り起こしにとどまらず、現代社会の人間関係に意義深いメッセージを発する文化事業になると確信しています。

中村草田男の画像伊丹万作の画像重松鶴之助(自画像)の画像

注1

同人誌『朱欒』の翻刻出版を軸に、この貴重な文化資産を顕彰するとともに、地域社会の文化振興に貢献することを目的としたプロジェクト。プロジェクト名は、表現者たちが車座になり互いの作品を批評したり、鑑賞したりする姿と、作品名『朱欒』から命名。

注2

旧制松山中学には、『朱欒』の前身ともいえる同人誌『楽天』を発行するグループがあった。文芸、絵画作品を持ち寄って、一冊の雑誌に仕上げる手法を用い、回覧することによって、互いに刺激しあい、深い友好を交わしていた。在学中、楽天仲間だった伊丹万作らが東京で再会し、大正14、15年に9冊発行したのが『朱欒』。『楽天』と同様に絵画、戯曲、俳句などを収録し、お互いの批評や推敲の跡も残している。現在、『楽天』は確認されておらず、『朱欒』が、松山の知的土壌で生まれ育った若者たちの足跡を示す貴重な記録となっている。

口絵その1の画像口絵その2の画像