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町立久万美術館2020年自主企画展

ページID:0011092印刷用ページを表示する2020年8月30日更新

青春のうごめき 大正・戦前 愛媛の洋画家

青春のうごめき 大正・戦前 愛媛の洋画家

青春のうごめき 大正・戦前 愛媛の洋画家 [PDFファイル/2.1MB]

趣旨

大正期の芸術は短く、熱い。

大正・昭和初期には情熱と反抗のエネルギーを内に秘め、足早に生きた洋画家も多くいます。まさに、日本近代洋画史の青春期。この時期、愛媛でもアカデミックな美術家と、それに反抗する若手集団の対立が起きました。

塩月桃甫、藤谷庸夫を中心とする愛媛のアカデミックな美術集団。それに対抗する若手集団、三好計加らによる美術団体「青鳥社」や河本一男、洲之内徹らの「青年美術家集団」など、反アカデミズムな集団の活動が活発化したのです。それは、国家的権威を背景にした価値観に対して、個人の芸術活動を重視する動き、近代日本人が虚心に個人、自己と向かい合った「うごめき」でもありました。

また、大正・昭和初期は、多くの国民が東アジアに強い関心を向けた時代です。美術家も、例外ではありません。水木伸一、安藤義茂らが東アジアに旅した作品を残しています。画家が抱いた異国の文化への興味・関心がうかがえます。

「青春のうごめき 大正・戦前 愛媛の洋画家たち」では、「アカデミズムと反抗」「アジアへの視線」という二つのテーマで、愛媛ゆかりの作家たち、大正から昭和初期の美術界の動きを紹介します。「行き詰まり感」のある現在、旺盛なエネルギーに溢れたかつての時代思潮を見直すことに意義があると考えます。

 

※展覧会の会期および関連事業は、新型コロナウイルスの影響により変更になる可能性があります。

基本情報

展示

アカデミズムと反抗
中川八郎、越智恒孝、上岡美平など

アジアへの視線
塩月桃甫、安藤義茂、水木伸一など

新たな価値を追求
十亀広太郎、髙田修、野間仁根など

会期

10月3日(土曜日)~12月6日(日曜日)まで

開館時間

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

月曜日(ただし11月23日は開館)

11月4日(水曜日)、24日(火曜日)

観覧料

前売り 一般 450円
一般 800(500)円
高大生 500(400)円
小中生 400(300)円

※前売り券は9月上旬より県内プレイガイド等で発売開始

※( )内は20名以上の団体、高齢(65歳以上)、障害者手帳(身体障害者手帳・精神保健福祉手帳・療育手帳)提示の際の割引料金 。 また、障害者手帳提示の場合、付添い1名も()内の額に割引。

駐車場

45台(無料)

主催

町立久万美術館、久万高原町、愛媛新聞社、愛媛CATV

共催

​座朱欒プロジェクト実行委員会

後援

NHK松山拠点放送局、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、FM愛媛、高知新聞社、RKC高知放送、
愛媛県、愛媛県教育委員会、松山市、松山市教育委員会、久万高原町教育委員会

助成

一般財団法人 自治総合センタ―、芸術文化振興基金助成事業

 

関連事業

​・ギャラリートーク「戦前の愛媛の洋画家―その青春」

 定員50名 ※要予約・要観覧券

講師:増田和朗(松山ビジネスカレッジクリエイティブ校 教員) 

日時:10月3日(土) 14:00~15:00 場所:町立久万美術館 ロビー

 

・ワークショップ「ノスタルジックを閉じ込めよう」 

定員10名 ※要予約

講師:武田哲也(松山南高等学校砥部分校 教員)

日時:10月17日(土) 14:00~16:00 場所:町立久万美術館 ロビー

 

・学芸員解説

※要観覧券

講師:当館学芸員 日時:10月24日(土)、31日(土)、11月7日(土)、14日(土) 

各14:00~ 場所:町立久万美術館 展示室

 

※新型コロナウイルス感染防止対策のため、関連事業にご参加の際は、お名前・ご住所・ご連絡先を控えさせていただきます。

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