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農業研修センターのご案内
印刷用ページを表示する2024年4月1日更新
久万農業公園農業研修センター
久万高原町では、農業後継者の不足と農業従事者の高齢化が深刻な問題となっています。このままでは、これまで築き上げてきた産地が維持できなくなるだけでなく、地域社会すらも崩壊しかねません。
そこで、若者に魅力ある新しい農業が実践できる研修の場を設け、農業経営者としての実践的な研修機会を提供した上、町内に新規就農してもらい、町の次世代の農業を担ってもらうことを目的に整備されたのが「久万農業公園研修センター」です。
研修センターでは、主に施設園芸の実践研修が受けられるようになっていますが、それ以外にも農業簿記やパソコン、流通研修などを実施し、農業経営者として必要な知識が学べるようになっています。
研修制度の概要
- 主に施設園芸(トマト養液土耕栽培)の研修を実施
- その他の作物(イチゴ・花卉・ピーマン・水稲など)についても、問い合わせに応じて栽培方法等を指導
- 生産実習の他に、パソコン、農業簿記等、農業経営者としての必要な知識も習得可能
- 先進的な農家での研修も実施するなど様々なカリキュラムを用意
- 研修期間は概ね2年間、対象年齢は概ね50歳以下
- 研修終了後は久万高原町で5年間以上就農することが受け入れの条件
研修センターの施設について
トマト養液栽培実習温室
「どんぐりトマト」の杉皮培地養液栽培の実習を行っています。
試験温室内での養液栽培によりほぼ周年収穫が可能です。
イチゴ養液栽培実習温室
2段ベンチ方式の採用により腰に負担の掛からない栽培方式を導入。現在は「さちのか」と「あまおとめ」を栽培しています。
花卉栽培実習温室
鉢花・花壇苗の生産が出来る栽培実習温室です。
現在は、花壇苗の生産を中心に年間12万ポットの花苗を生産しています。
大玉トマト養液土耕温室
研修生がトマトの養液土耕栽培を研修しています。
農業簿記研修
農業簿記研修の様子。