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応急手当の基礎知識

ページID:0001182印刷用ページを表示する2021年4月1日更新

1応急手当と救命処置

私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるか予測ができません。このようなとき、病院に行くまでに家庭や職場でできる手当のことを応急手当といいます。
けがや病気の中で最も重篤で緊急を要するものは,心臓や呼吸が止まってしまった場合です。脳卒中のように意識がなくなって、呼吸ができなくなり、ついには心臓が止まってしまうものや、プールで溺れたり、喉にお餅を詰まらせたときのように、呼吸ができなくなって心臓が止まってしまうもの、心筋梗塞や不整脈のように心臓が突然止まってしまうもの、大けがをして大出血でショックになり心臓が止まってしまうものなどがあります。このような人の命を救うために、そばに居合わせた人ができる応急手当のことを救命処置といいます。

2救命の連鎖と市民の役割

急変した傷病者を救命するために必要となる一連の流れを「救命の連鎖」といいます。「救命の連鎖」を作る四つの輪がすばやくつながると救命効果が高まります。一つめの輪は「心停止の予防」二つめの輪は「心停止の早期認識と通報」三つめの輪は「一次救命処置」四つめの輪は救急救命士や医師による「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」です。