今後、30年以内に約80%の確率で発生すると予想されている南海トラフ地震では、久万高原町において発災後3日間で約6千食の食料が不足すると予想されています。【平成25年12月 愛媛県地震被害想定調査結果による。】
この結果を受け、町では『久万高原町災害時備蓄計画』を策定し、食料品や飲料水の備蓄を行っています。
不足すると予想される約6千食をどのように備蓄するかを示した計画書です。平成30年12月に策定しました。
次のとおり計画を立てていますが、計画を達成するには皆さんのご協力が必要です。
災害が発生した直後は、町は町内の被害状況等を把握するまでに時間がかかるため、すぐに皆さんへ食料を配布することはできません。
町からの食料が到着するまで、各家庭や各自主防災組織で食料を備蓄していただく必要があります。
自主防災組織での食料品の備蓄については、町の補助制度もありますので、お問い合わせ下さい。
久万高原町と各事業者とが、災害時における物資供給の応援協定を締結しています。災害発生時に、事業者が所有している食料品を提供いただき配布します。
久万高原町防災センターや各支所を拠点として備蓄します。
今後は、各家庭や各自主防災組織で備蓄していただき、事業者とも物資協定を締結するなどして、町による備蓄割合を少しでも減らしていきたいと考えていますので、皆さんのご協力をお願いします。
備蓄計画を策定する前から町で備蓄していた食料品がありますが、災害時に使用することなく賞味期限が近づいているものについては、地域の防災訓練や防災研修などの試食等で活用していただき、食料備蓄について話し合うため役立てていただければと考えています。
令和元年8月23日現在で提供可能な備蓄食料品はありません。
次の内容についてご理解いただける方や団体に対して食料品をお配りします。
(1)久万高原町内の方や団体の方を対象とさせていただきます。
(2)食料品に記載されている賞味期限までに必ず消費して下さい。
(3)申し込みをされる方・団体の代表者の方が町が指定する場所に取りに来て下さい。
なお、申し込みいただいた方・団体の順にお配りさせていただきますので、在庫がない場合はご了承下さい。