現在開催中の企画展「骨のかたち」の関連イベントとして、以下の講演会を実施します。
展示共催の岡山理科大獣医学部より獣医病理学の専門家が登壇されます!
生き物は生きること、生き残ることだけを考えています。
死のことは考えていません。
その意に反して死を迎えた時、その体、細胞には死と戦った証拠が残されています。
それを一つ一つ探して、病気とどう戦ったのか、どうして死に至ったかを明らかにするのが病理学です。
病気とどう戦ったのかを調べると、病気になった時、そして死んだ時にしか分からない、生き残るための精巧なシステムが垣間見えます。
動物たちの死因やその過程を明らかにすることが、今生きている動物を生かすことに繋がるのです。
カエル、サル、チーター、キリン、トラ、ゾウなどの死をみてきた獣医病理医としてのこれまでの経験を語ることで、生命の神秘に迫ります。
令和5年6月16日(金曜日) 19時00分~20時30分
久万高原町産業文化会館多目的ホール(久万高原町久万188番地)
100円
70人
宇根有美さん(岡山理科大学獣医学部教授)
【プロフィール】
2岡山理科大学獣医学部教授。麻布獣医科大学卒。横浜市食肉衛生検査所に勤務後、麻布大学に奉職。2018年4月より岡山理科大獣医学部に赴任。専門は獣医病理学。主に野生動物とエキゾチックアニマルの感染症を研究対象としている。2006年にアジアで初めて「カエル・ツボカビ病」を確認。
チラシのダウンロードはこちら↓から
特別講演会「獣医病理医が語る」チラシ0616 [PDFファイル/288KB]
下記まで、氏名・住所・連絡先をお知らせください。
面河山岳博物館
電話:0892-58-2130
ファックス:0892-58-2136
↓こちらから参加申込用グーグルフォームが利用できます。
https://forms.gle/adrAzH19jwjiAVwv6<外部リンク>