現在、面河山岳博物館では久万高原町内におけるニホンヒキガエルの生息情報、特に繁殖に関する情報を収集しています。
昨年実施した分布調査では、町内を中心した市民の皆さん約80名から情報が寄せられました。
それにより本種が町内の広い範囲に生息していること、宅地化が進んでいる町の中心部にも少なからず生息していることなどが分かりました。
一方で、繁殖に集まった成体の集団や卵、オタマジャクシの発見例、つまり繁殖情報はあまり集まっていません。
面河の本組、面河渓、柳谷小学校周辺など数か所で成体の繁殖集団や卵が観察できたに過ぎません。
3~5月は、ヒキガエルたちの繁殖期です。
毎年同じ池や水たまりにオスとメスが集まって繁殖行動を行ないます。
もし、久万高原町内でヒキガエルの姿、卵、繁殖場所など情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ博物館までご提供ください。
以前はいた、子供の時に見た、といった過去の情報でもかまいません。
ご協力よろしくお願いいたします。
ヒキガエルの繁殖集団
ヒキガエルの卵のう
なお、情報提供くださった方には記念品としてオリジナルカンバッジをプレゼントしています(町外など遠方の方には取りに来ていただくことになりますのでご了承ください)。
その他、お問い合わせは面河山岳博物館まで(Tel:0892-58-2130)
案内チラシ、調査票のダウンロードはこちら↓から
令和5年・久万高原町のヒキガエルを調べよう案内チラシ(調査票) [PDFファイル/297KB]