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コレクション展30年度2回目

印刷用ページを表示する掲載日:2019年1月18日更新

H30久万美コレクション展2

生誕100年記念 対比の美 田中坦三
田中坦三

趣 旨

   自然石の不規則な灰色と、ペンキの均一で鮮やかな色の対比。ザラザラとした石の肌と、丹念に磨きこまれた表面の対比。曲線的なフォルムと、直線的な切り口の対比。田中坦三(1918‐2011)のストーンマーク(石彫刻)は、対比と対比が生み出す美しさが魅力です。腕の中に抱えられるほどの大きさの中に、さまざまな対比が調和しています。
​   坦三は、南宇和郡一本松町(現愛南町)生まれ。1937年、帝国美術学校彫刻科に入学(翌年、西洋画科に転科)。その後、三輪田俊助(1913-2015)らのシュルレアリズムグループ「絵画」に加わるなど、制作活動に打ち込みます。しかし、1942年に徴兵され、制作活動の中断を余儀なくされました。戦後、1967年から1970年までパリで過ごし、建築や造園を学んでいます。帰国後、木や石など自然物を素材にした彫刻だけに留まらず、油彩やコラージュなど幅広く意欲的に制作しています。中でもストーンマークは、晩年まで30年以上も取り組んできたテーマです。
   2018年、坦三が生誕100年を迎えたのを記念し、久万美術館では立体作品を中心とした展覧会を開催します。ぜひご覧ください。

常設展

村山槐多、萬鉄五郎を中心とした日本近代洋画に、日本画、陶磁器を加えた館蔵品を展示します。

​会 期 

2019年1月19日(土曜日)~5月12日(日曜日)