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平成25年度企画展

ページID:0001112印刷用ページを表示する2017年10月19日更新

過去の企画展一覧

町立久万美術館2013年度企画展

新井淳一の布―伝統と創生

新井淳一の布―伝統と創生の画像1新井淳一の布―伝統と創生の画像2

趣旨

新井淳一(1932-)は、自由な発想で先鋭的な「まだ見ぬ布」を次々と生み出してきた稀代のテキスタイル・プランナーです。未来を見据える布づくりには伝統的な手仕事への愛情と、革新的な科学技術への夢が注がれています。

新井淳一は群馬県桐生市に生まれました。学生時代は文学や演劇に親しみ、高校卒業と同時に家業である織物業に従事します。従来の布製作にとどまらず、早くから新しい布の創作をはじめました。天然素材を多用し、素材本来の性質を最大限に引き出した布、コンピュータを駆使して複雑な模様を描き出したジャカードの布、透明フィルムに金属を蒸着させた金銀糸で織った超軽量の布、さらにその布の金属部分を薬品で部分的に溶かし、透明と反射を共存させた布。新井の既成の枠にとらわれない布づくりは常に見る者を驚かせてきました。

1970年代から1980年代には、三宅一生や川久保玲ら世界的なファッションデザイナーとの協働により、さらに制作の幅を広げています。その独創的な布は世界中から注目を集め、2011年には英国王立芸術大学院より名誉博士号を授けられました。

本展では新井淳一の約60年にわたる布づくりを紹介します。布によるダイナミックなインスタレーションに加えて、新井の創造にインスピレーションを与えたさまざまな民族衣装などを展示。一枚の布に込められたものづくりの想いを感じていただきながら、「布の空間」をご堪能ください。

基本情報

展示

新井淳一のテキスタイル作品、資料など

主催

久万高原町・町立久万美術館・愛媛新聞社・愛媛CATV

後援 

南海放送/テレビ愛媛/あいテレビ/愛媛朝日テレビ/FM愛媛

助成

芸術文化振興基金

協力

尾池テック株式会社/公益財団法人三宅一生デザイン文化財団

企画協力

マンゴスティン

会期

2013年9月14日(土曜日)~11月24日(日曜日)

開館時間

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

月曜日と祝日の翌日

観覧料

一般800(500)円、高大生500(400)円、小中生400(300)円
※( )内は20名以上の団体、高齢(65歳以上)、障害者手帳(身体障害者手帳・精神保健福祉手帳・療育手帳)提示の際の割引料金 。 また、障害者手帳提示の場合、付添い1名も()内の額に割引。
※前売り券は8月中旬より県内プレイガイド等で発売開始

関連事業

ギャラリートーク

※当展覧会の会期中、館蔵品の展示はございません。ご了承ください。