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コレクション展21年度2回目

ページID:0001065印刷用ページを表示する2017年10月19日更新

過去のコレクション展一覧

久万美特別企画

久万高原モダニズム 昭和4年、久万でライカを買った男・小椋寛一郎

趣旨

小椋寛一郎は、明治38年、上浮穴郡川瀬村(現久万高原町直瀬)の裕福な木地師の家に生まれました。都市から遠く離れた山間地で生涯を過ごした小椋寛一郎。しかし、通信販売を利用して時代の最先端写真機・ライカを購入。都市の文化を摂取し、それを直瀬の地に伝えました。

四国で一番早くに入手したといわれる、貴重なライカのカメラで撮影されたのは、出来たばかりの新しい文物・風俗もありますが、繰り返し撮影されたのは身近な直瀬の風景でした。

山々に抱かれるように存在する集落。広がる田畑。そこに生きる人々の営みが作り出す工夫の形と自然が穏やかに交差する景色。久万における華やかなモダン文化享受の一例として、小椋寛一郎を取り上げ、現代の久万高原文化のルーツを探ります。

久万高原モダニズム 昭和4年、久万でライカを買った男・小椋寛一郎の画像

会期

2009年7月3日~9月13日