赤蔵ヶ池

人里離れた山奥にある湧水の池です。池の周囲は575ｍで、鬱蒼とした森林に囲まれた独特の雰囲気が魅力です。希少なジュンサイやドブシジミ、ゲンゴロウ類などが生息しており、生物多様性の保全上でも貴重な池となっています。

源三位頼政の母は息子の立身出世を願うあまり、自分が化身した鵺を息子に退治させ、手柄を立てさせたという伝説があります。その伝説で母が鵺に化身したという場所が赤蔵ヶ池です。頼政が鵺を退治したとき、池の水が真っ赤になったという言い伝えも残っており、池は今も神秘的な雰囲気で静かに水をたたえています。

松山ICより国道33号を高知県方面に約50分→うまいもん屋土居を左折し県210号、一般道を約30分