Sさん
お名前 | Sさん |
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出身地 | 久万高原町 |
以前の職業 | 設計会社(店舗設計、施工) |
現在の職業 | 地域おこし協力隊 |
以前の居住地 | 東京 |
引越し | 2016年 |
久万高原の好きな所は?
空が広くて運転するときすごく気持ちがいいこと。
走る度、空気、風、そのすべてにストレスの多い都会では体験できなかった爽快感を日頃から感じています。
移住後にやりたかったことは?
手持ち花火をやりたい!と思いながらも都会ではできませんでしたが、ここに来てやっと実現しました。
最近、自分のカメラで星空撮影会にも参加。すごく楽しかったです!
協力隊をやってみての感想は?
いろいろな人と出会えて、つながりができるのがメリットです。
地域おこし協力隊なので、自分のために何かしよう、何か貢献したいという人たちと一緒にいられます。
なぜU ターンしようと思った?
都会で既にある仕事をするよりも、地元で新しい何かを作りたくて。
東京にいた頃に、地方のアートイベント、例えば、新潟の越後妻有アートトリエンナーレや 香川直島の瀬戸内国際芸術祭に行きました。越後妻有に行ったときのことですが、山の奥にすごいアーティストさんたちが来てアートイベントをやって、そこに人が集まっているのを見て、山の景色自体は私の地元の久万高原町と変わらないなと思ったんです。
ということは、久万高原町にもいろんな可能性があるんだな、と思って。なんかただ都会である仕事をやるよりは、地元に帰ってそういう新しい何かを作れる方が魅力的なんじゃないかな、と思ったのがUターンを決意した大きなきっかけです。
15年ぶりに戻って来て驚いたことは?
自主的なイベントをやっているのがびっくりしました。
地元の人が主催でやっているイベントとして、商店街沿いで久万町ひなまつりというのをやっていたんですが、商店街のお店がそれぞれ個性が出るような飾り方をしていました。
そういう自主的なイベントをやっているのがびっくりしました。田舎だからそんなことないのかなと思っていましたが、自分たちで楽しく盛り上げよう!っていう風にしてるんだなと思いました。
こちらに来て、地域おこし協力隊となって、最初は出会う人が多すぎて顔と名前が一致するのが追いつきませんでした。都会は人の数は多いのですが、その中でも関係性を持つ人
は多くなくて、むしろ少なくて、それに比べると、ここの方が人との接点もつながりも多いのです。
東京と久万高原の暮らしって何が違う?
すごく贅沢に、たくさん野菜を摂れるようになりました。
ここにいると、野菜をもらうことが多かったり、道の駅に行ったら野菜がすごく安く売られていたりします。都会にいたときは、野菜は高級品みたいな感じで、ちょっとだけ買って、ちょっとずつ使ってみたいな感じでしたが、ここでは、本当にいっぱい使わないと消費できないぐらいなので、すごい贅沢に野菜を摂れるようになったと思います。あまり凝った料理はしませんが、ただ切るだけ、焼くだけといった素材そのままの野菜をたっぷり毎日摂れるようになりました。
移住を考えている人へ、アドバイスをお願いします。
まずは気軽に住んでみてください。
久万高原町は、中心部だと結構いろいろお店も揃っていて、コンビニもあって、そんなに田舎田舎していない部分もあって、それでいて、ちょっと行けばすぐに自然の中を楽しめます。
住むにしても、古民家を改修するという方法もありますが、全部改修して、あれこれいろんなことを背負って暮らし始めるのが大変だなと思う場合は、まずはアパートからでも移住生活はスタートできます。気軽に一度暮らしてみたら、生活がしやすいのかなと思います。
松山にも気軽に行きやすい場所なので、ここに暮らして仕事に行くというのも平気です。ちょっと住んでみようかなくらいでも実現するので、まずは気軽に住んでみてください。
大切にしているもの
甲斐工房さんの木工のフォーク。
作品があまりにもきれいで、感動して購入。
次はスプーンを買って、セットで使う日を楽しみにしている。