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・《朱欒》翻刻本について

《朱欒》翻刻本が完成しました。
当館にて先行販売中です。他所は9月20日頃からの販売となる予定です。
価格は5,400円(税込み)。
電話による注文も受け付けております。(代金と別途郵送料が必要です。)

朱欒翻刻本


・《朱欒》翻刻出版の進行状況について

《朱欒》翻刻出版の進行状況について、クラウドファンディングサイト《READYFOR》
の座朱欒プロジェクトの中の「新着情報」に掲載されていますので、ご覧ください。

(参考)↓クラウドファンディングサイト《READYFOR》へのリンクです。
https://readyfor.jp/projects/matsuyama-zine-chelin

・クラウドファンディング目標額達成のご報告とお礼

7月14日(金)を持ちまして同人誌『朱欒』の翻刻出版にかかるクラウドファンディング
の募集期間が終了しました。

おかげさまで、支援総額1,210,000円との結果となり、目標額でありました100万円を達成し、
クラウドファンディングが成立しました。

ご関心をお持ちいただき、また、実際にご支援をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

座朱欒(ざしゅらん)プロジェクトのお知らせ

町立久万美術館、久万高原町、松山市、愛媛新聞社は連携、協力して、「座朱欒(ざしゅらん)プロジェクト【注1】」に取り組みます。今後、実行委員会を立ち上げ、プロジェクトの推進を図っていきます。

当事業の第一弾として、映画監督・伊丹万作、俳人の中村草田男、夭折の画家・重松鶴之助らが発行した同人誌『朱欒(しゅらん)』を翻刻出版します。『朱欒【注2】』は大正末期に東京で作られました。深い絆で結ばれた松山出身の若者たちが絵画、戯曲、俳句などを持ち寄り、批評も加えて9冊に収録しています。お互いに切磋琢磨した足跡を示す貴重な記録であり、そこには「集団としての青春」を見て取ることができます。

また、当事業の第二弾として、町立久万美術館で今秋、自主企画展「シュらん2017」を開催します。この企画展では『朱欒』の実物ほかに愛媛県出身、あるいは在住の若手アーティストの作品を公開します。大正期と現代の「青春の在りよう」を対比させた展示構成になる予定です。

このほか、翻刻した『朱欒』を広くPRしていくことや、現代の若者たちによる「表現の場」を提供することを課題とし、WEBサイト「座朱欒(仮称)」の立ち上げを検討しています。このサイトの実現によって、松山に連綿と伝わる知的土壌が未来に引き継がれていくことを期待しています。
事業コンセプトは、「集団としての青春」と「松山の知的土壌のさらなる醸成」です。松山の文化的資産の掘り起こしにとどまらず、現代社会の人間関係に意義深いメッセージを発する文化事業になると確信しています。

中村草田男伊丹万作重松鶴之助(自画像)
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【注1】・・・同人誌『朱欒』の翻刻出版を軸に、この貴重な文化資産を顕彰するとともに、地域社会の文化振興に貢献することを目的としたプロジェクト。プロジェクト名は、表現者たちが車座になり互いの作品を批評したり、鑑賞したりする姿と、作品名『朱欒』から命名。

【注2】・・・旧制松山中学には、『朱欒』の前身ともいえる同人誌『楽天』を発行するグループがあった。文芸、絵画作品を持ち寄って、一冊の雑誌に仕上げる手法を用い、回覧することによって、互いに刺激しあい、深い友好を交わしていた。在学中、楽天仲間だった伊丹万作らが東京で再会し、大正14、15年に9冊発行したのが『朱欒』。『楽天』と同様に絵画、戯曲、俳句などを収録し、お互いの批評や推敲の跡も残している。現在、『楽天』は確認されておらず、『朱欒』が、松山の知的土壌で生まれ育った若者たちの足跡を示す貴重な記録となっている。
口絵その1口絵その2





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