ステライメージVer.5を使った画像処理を紹介します。

以下のファイルをダウンロードして保存、解凍して下さい。
dark.lzh ダーク画像7枚 1883KB
flat.lzh フラット画像7枚 2710KB
fd.lzh フラット用ダーク画像7枚 1155KB
NGC4490.lzh 超新星2008axの画像5枚 1391KB

7枚のダーク画像から共通の1枚のダーク画像を作ります。
ダーク画像7枚をステライメージで開きます。以下のような画面になります。

メニューから[バッチ]-[コンポジット]を選択します。以下の画面になります。
合成方法は”中央値”を選択します。

OKボタンを押すと、ダーク画像ができます。整数16bitで保存します。
ファイル名はダークをメジアン(中央値)で7枚処理したので dark-median7.fts としました。

同様にフラット用ダーク画像も作ります。整数16bitで保存します。
ファイル名は fd-median7.fts としました。

フラット画像を7枚開きます。fd-median7.ftsも開いておいて下さい。これよりフラット画像からフラット用ダーク画像を引き算します。

メニューの[画像]-[ダーク/フラット補正]を選択します。
ダークのみチェックしてfd-median7.ftsを選択します。あとはOKボタンを押します。
7枚の画像から全てfd-median7.ftsを引き算して下さい。

メニューの[画像]-[画像情報]からピクセル情報表示ボタンを押して、フラット画像1枚1枚の平均値を調べます。

メニューの[画像]-[演算]からそれぞれの平均値で割り算します。
すると”平均値1”の画像ができます。 これを規格化すると言います。
7枚の画像をそれぞれの平均値で割って規格化します。

これが規格化した画像です。真っ黒です。しかしデータは浮動小数点で保持しています。

7枚のフラット画像を全て規格化したところです。
バラツキのあったフラット画像が、全て平均値1の画像ができあがりました。

メニューの[バッチ]-[コンポジット]からフラット画像を7枚選び、中央値で合成します。

合成した画像は flat-nommedian7.ftsとします。

保存します。32bit実数を選択します。 保存したら全て閉じましょう。

NGC4490の画像を5枚開きます。 dark-median7.ftsとflat-nommedian7.ftsも開きます。

レベル調整して見るとホットピクセルが多数ありますが心配無用です。
これから補正していきます。

メニューから[画像]-[ダーク/フラット補正]を選択します。
ダーク補正はdark-median7.fts
フラット補正はflat-nommedian.fts
を選択します。OKボタンを押します。

ダーク/フラット補正のできた画像ができました。

5枚の画像を全てダーク/フラット補正をします。

メニューから[バッチ]-[ホット/クールピクセル除去]を選択します。しきい値は10%くらいでしょう。
皆さんの機材によって変わります。 これでほとんどのホット/クールピクセルの除去ができました。

基準点指定ツールで基準となる星に5枚の画像にマークします。

メニューから[バッチ]-[コンポジット]で位置合わせを選択します。
合成方法は”加算”にします。 注)dark-median7.fts,flat-nommedian7.ftsはチェックをはずします。

5枚加算合計の画像が出来上がりました。

できあがった画像は整数16bitで保存します。

データは最大値、最小値に切りつめて保存します。
超新星2008axは基準星と銀河の中心を線で結んだ中央付近にはっきりと星に写っています。

通常の位置測定、明るさ測定は16bit整数で十分です。
<おわり>

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